ルールの把握の大切さ
事業活動には、ルールがあります。
一つが法律を守ることです。業種によっては、【業法】があり、弁護士だと弁護士法を遵守する必要があります。あなたの業種では、どの法令になるでしょうか?
健全な取引を行うには、適用される【業法】をきちんと把握し、わからないことを、社内を共有することが必要だろうと思います。
次に、取引時に適用される法律の把握が必要だろうと思います。では、どんな法令があるでしょうか?
- 民法、消費者契約法、会社法、特定商取引法
- 下請法、独占禁止法、不正競争防止法
- 製造物責任法
- 借地借家法
などなど他にもたくさんあります。
法令はとてもたくさんあり、そのすべてを網羅的に把握することは容易ではないですが、自社の取引時に適用される法令は、ある程度把握は可能であり、そのうえで、取引を行えば不測の事態を回避できることは多いように思います。
適用される法令がわかれば、次に、その法令の条項の解釈を考えることが大切です。
生命の危険に備える
事業活動において、他者の生命健康の危険を招くおそれがあるとき、遵守すべきルールの策定とその実施が重要となります。
最近もバス内で園児が熱中症で死亡するという悲しいニュースが流れました。どうしてこのような事態が起きるのか?
原因は様々なことが考えられますが、大切なことは自社の事業を振り返り、他者の生命健康の危険を招くおそれがある場合、未然に防ぐ取り組みが大切だろうと思います。
例えば、
- 飲食・食品販売では、健康を害するものが含まれていないか?
- 労働者を雇用している場合、過重労働をさせていないか?
など大事な見直しだろうと思います。
(田鍋/編集 中路)
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