トラブルへの対処
誰しもトラブルに巻き込まれるのは避けたいですが、ときには巻き込まれてしまうことがあります。では、トラブルに巻き込まれたときは、どう対処することが望ましいでしょうか?
対処の3つのポイント
弁護士の立場からは、
- なるべく早期に専門家に相談する。
- トラブルの資料など証拠を保存する。
- 経緯を時系列で整理する。
が挙げられます。
トラブルの渦中では、焦ったり、冷静な判断がつかない場合が多くあります。そのため、第三者の専門家の意見を聞くことが必要です。
次に、トラブルを解決するにも、どのような経緯や背景があったのかがわからないと、相手方の求めるものや理由がわからないため、経緯の整理が必要です。
最後に、トラブル等の客観的資料の確認保全が必要です。口頭だけだと、記憶違いなども含め、正確な事実の確認ができなくなってしまいます。
最近は、メール・LINE・ブログ等のSNSのやり取りがありますが、口頭の大事なやりとりは、その日のうちに記録されることを勧めします。
(田鍋/編集 中路)