弁護士

補助金活用の留意点

弁護士の田鍋です。持続化補助金、IT補助金など、補助金の利用が浸透してきたと思いますが、留意すべき事項をお伝えします。

①要綱等をよく確認すること

補助金の申請・利用等には、要綱等で条件が定められています。そのため、事業者自ら、要綱等を確認することが大切です。

②丸投げしないこと

補助金申請等を専門家に相談依頼することはありますが、丸投げはいけません。補助金で成し遂げたいことや補助してほしいことは何か、補助金申請をする意味や理由をよく考えることが大切です。

③事業計画を立てること

補助金利用計画を考える補助金は、事業費の全額ではなく、事業費の一部になることが通常です。そのため、事業の計画をきちんと立てて、利用を検討することが大切です。

補助金を利用し、設備投資をしたのに数年以内に無駄になったなどならないよう、自社の事業に必要な補助金が何か専門家とよく話をされることをお勧めします。

(田鍋/中路 編集)


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