弁護士

従業員の雇用

雇用したときに大切なこと

事業が成長し拡大していくと、人を雇用することが必要になってくる場合があります。

他人を雇用した場合、使用者がやるべきことは、給料を払えば足りるか?そうではありません。

労働者に対し、行うべき労務内容を指示命令する中で、労働者の生命身体の安全を確保し、労働環境を整備する必要があります。

また、労働者の勤務態度や成績などの勤務評価を適切に行い、改善すべき点があれば、改善項目の指導とともに、その記録を行い、労働者にもわかるようにしておくこくことが重要です。

ときどき、これまできちんと指導もせず、指導した記録もなく、戒告などの解雇前の懲罰規定もあるのに行使しないまま、いきなり解雇や雇止めをするケースがありますが、労働者も予期せず、トラブルになってしまうことが多くあります。

日頃から、労働者を観察したときは、気づいた良い点・悪い点を記録し、本人に適切にフィードバックし、結果を評価する、そのようなサイクルが大切だと思います。

(田鍋/編集 中路)


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